ほじ〜の部屋

ようこそ!!

授乳の御伽の部屋を読了する【2022年やり残したこと】

 

こんにちは!

ご飯を食べすぎてお腹ぱんぱん。

でも消化の速さには自信満々。

ほじ〜です。

 

今回もこちらをば。

【2022年やり残したことをクリアするぞ!】

 

2022年初頭に手帳に記したやることリストのうち現時点でクリアできていないタスクをどんどんクリアしていこう!という企画に挑戦しています。

企画と称してはいますが、タスク内容はいたって平凡なものでございます。

 

↓詳細はこちらのページに☆

 

そして今回は【授乳の御伽(おとぎ)の部屋を読了する】を進めたいと思います!

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授乳の御伽の部屋 とは…?

「授乳」とは、村田沙耶香さんの小説作品。

表題作である「授乳」の他に、「コイビト」、「御伽の部屋」の計3作品が収録されている一冊です。

つまり、「授乳」という本の中の「御伽の部屋」というお話を読むゾ!というのが、今回の課題となります。

こちらの書籍、過去に図書館で借りたことがありまして、その際「授乳」と「コイビト」は読み終わったんですね。

しかし本を読むペースに関しては、ゆったりたっぷりのーんびり♪ でお馴染みの私ですから、「御伽の部屋」の途中の段階で、返却期限がきてしまったのでした。

そこで、期限を気にせず読みたいなーと思いまして、文庫本を購入したのです。

村田沙耶香さんはとても好きな作家さんなので、もともと他の作品も何冊か所有しています。

DAISUKI   SAYAKA.

 

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さてさて、「御伽の部屋」の読書を再開いたしましょう。

果たしてどんな展開・結末を迎えるのか…?

 

………………

 

ほうほう…。

 

あらぁ…。

 

へえぇ??

 

なる…ほ……どねぇ…。

 

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※ ご注意 ※

以下、「御伽の部屋」のネタバレがございます。

 

 

 

 

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いやぁー、面白かったです。

全102ページ、退屈する間は一切与えられず。

村田沙耶香さんの小説を読んでいると、ぎょっとする一節がしばしばあるのですが、今回も例外なくぎょっの瞬間があり、日々平穏に生きる私にとっては非日常の感情を味わうことができました。

こういった味わいを、次々と変わる展開に流されたりせず、自身のペースでじっくり堪能できるところが、小説の魅力ですね。

主人公はゆきという女子大学生なのですが、ひょんなことで、要二という同い年の男子大学生に出会います。

【自分も関口要二に、こうしたサービスを施されたのだ。子供のように哺乳瓶を咥えさせられ、欲しい言葉を与えられる。 (中略)  あたしはあの短時間で心の触れてほしいところを全て、しかもごく自然に愛撫された。】 ー村田沙耶香  授乳 (講談社文庫)  133ページより引用ー

上記、ゆきに対して要二は何か特別なサービスをしたわけでもなく、客観的に見ても、二人の間に交わされた会話や行動は、ごくごく一般的なものでした。

しかしこの出会いをきっかけに、ゆき要二ありきの "世界" に、"異常に" のめり込んでいきます。

 

欲しい言葉を与えられ、心の触れてほしいところを全て愛撫される

そんな経験って、一生のうち1回でもあればすごい方ですよね。

"全て" では無くせめて "一箇所あるいは数箇所" なら、あり得なくもない気がしますが…。

もし自分も同じように、珍しくかつ至高とも言える体験をしてしまったら、ゆきのようにそれに食らいつき、しがみつき、離さなくなってしまうのでしょうか。

『100%あり得ない』と言い切る自信はありません。

そう考えると、ゆきは決して "異常" ではないのかも。

そんな風に思った私でした。

 

 

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以上、【授乳の御伽の部屋を読了する】完了です!

 

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クリア日 : 2022年12月24日

 

 

長文をお読み下さり、ありがとうございました。

また来てもらえると嬉しいです。

それでは。

 

ほじ〜でした。